県道31号線の岡本交差点から一本裏の通りに入って少し直進すると春日市奴国の丘歴史公園が見えてきます。以前紹介した奴国の丘歴史資料館と同じ敷地にあります。

【春日市】春日市の歴史が学べる場所、奴国の丘歴史資料館へ行ってみました。

磐石池の近くをお散歩していると鴨を発見。しかも連なっていてとっても愛らしい姿。きっと鴨の親子なんでしょう。池に子供たちが飛び込むときはお母さんらしき鴨がまわりの様子を確認して心配そうに見守っていました。この公園がある場所はたくさんの遺跡が発見されています。

春日市奴国の丘歴史資料館周辺には、弥生時代の遺跡が密集しており、その筆頭にあげられるのが国指定史跡である須玖岡本遺跡です。この須玖岡本遺跡の一部は、現在、「春日市奴国の丘歴史公園」として整備されています。

公園内には、甕棺墓（かめかんぼ）群を発掘した状態で見学できる覆屋や、奴国王墓の上石が展示保存されており、自由に見学することができます。

これは王墓の上石です。

1899年（明治32年）に発見された甕棺墓（王墓）の上石です。長さは3.3メートル、幅は1.8メートル、重さは4トンあります。平成10年、現在地に移設されたそうです。覆屋の様子です。

覆屋とは、貴重な 文化財 や 史跡 等を風雨から保護するため、それらを覆うように建設された建築物です。

覆屋は二つあります。

一つは墓地の北端部に位置する甕棺墓群の一部と祭祀遺構が見学できます。

もう一つは墓地の西端部に位置する甕棺墓、土壙墓、木棺墓、竪穴（たてあな）遺構が見学できます。

春日市奴国の丘歴史公園に訪れてみてはいかがでしょうか？

遺跡見学はもちろん、散歩やのんびりとしに来るのもいいかもしれません。可愛い鴨の親子にも会えるかもしれませんよ。

鴨がいるのは磐石池です。岡本公民館の横にある池です。

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