【大野城市】知る人ぞ知る隠れ家的な蕎麦屋さん。銘店で修業された店主が作る渾身の一杯。看板娘に会えたらラッキー♪
南ヶ丘一丁目交差点すぐそば、愛菜野(八百屋さん)と道を挟んでお隣にある「蕎麦史紋」
以前記事にした和食堂山ぼうしのすぐ近くという情報提供をいただき行ってきました。
ビルの一階が店舗になっていて、和の落ち着いた外観。一瞬ここでいいのかな?と思うような控えめで知る人ぞ知る隠れ家的なお店。店内の様子。
テーブル席、カウンター席とあり、カウンター席前が厨房になっていて、店主の方が調理する姿が見えます。
お出迎えしてくれたのは小さな可愛い女の子。家族で営まれているお店で店主の娘さんもお店に来ていることが多いそうです。
お店をオープンされたのが、2022年6月。娘さんはお店のオープンと同時期に産まれたそうで、生後3か月の頃にはお母さんにおんぶされてお店に来ていたそうです。
大人しくて礼儀正しくとても可愛いので、娘さんに会いにお店を訪れてくれるお客さんも多いのだとか。今ではお店の看板娘さん♪
いつもいるわけではないそうですが、会えたらラッキー♡お店の壁には素敵なお皿が飾ってあります。歴史を感じる和のアンティーク家具も素敵。メニューはこちら↑
冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦を選び、好きなトッピングを選ぶ形です。一品料理やご飯物もあります。甘味はそばが使われた珍しいもの。蕎麦史紋のこだわりもメニューの最後のページに書かれていました。
手打ち蕎麦→厳選した国産の蕎麦粉使用した二八蕎麦(訪れた2023年12月1日は北海道余市産とのことでした)。
お出汁は鹿児島県枕崎産のカツオ節、さば節を使用。蕎麦と一緒にお酒も楽しめます。注文をした後にはあげそばをサービスで持ってきてくれます。絶妙な塩加減で一度食べだすとやめられなくなるお味。
蕎麦の香りがする温かい蕎麦茶も出してくれるのですが、あげそばをつまみながらお茶を飲み、お蕎麦が来るのを待っている間も有意義な時間でした。あげそばとそば茶も店頭で販売されていました。注文したのは温かい炙り鴨南蛮。運ばれて来ると同時にお出汁の良い香りがふわりと漂います。
柚子と三つ葉が乗っていて見た目も華やか。お出汁の旨味に加えて柚子や三つ葉のフルーティさが加わった今まで味わったことのない上品なお蕎麦でした。ネギも鴨も良い色に炙られていて香ばしい。鴨はかなり肉厚で食べ応えが凄い!その肉厚な鴨が3枚も贅沢に乗っているので驚きです。
一緒に添えられた山椒を少し振り入れるとまた風味が少し変わり美味しかったです。
小ぶりな器だったから足りるかな?と心配でしたが、見た目の割にボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。お腹いっぱいといいながらもスイーツは別腹。
そばがきぜんざいもいただきました。
そばがきとはそば粉に湯を加えて練り混ぜ、塊にしたそばの団子のこと。お餅より歯切れがよくもっちりふっくらしていました。
ぜんざいのあんは時間をかけて煮込まれているようで、とろ~りしているのにあずきの粒はしっかりしていて甘くてそばがきと絶妙にマッチ。一緒に行った方はあべかわをチョイス。こちらはそばがきにきな粉とたっぷりの黒みつがかかったものです。こちらもふんわりもちもち歯切れのいいそばがきときな粉と黒みつの相性が抜群に良い。
初めてそばがきをいただきましたが、お餅とは違った味わいで美味しい和のスイーツ。一度食べたら好きになること間違いなしです。
コロナ禍の最中に開店したため、密を避けるため、コース料理のみからのスタートだったそうです。今でも予約をしてもらえたらコースも味わえます。時期によって少しコースの内容は変わるとのことです。
ランチのコースもあります。
店主の方は元々室見にある蕎麦屋さんの老舗本格手打ち蕎麦「多め勢」で修業されたそうです。その後、太宰府天満宮近くのやす武に移りましたが、やす武に蕎麦部門がなくなったので独立を決めたそうです。お店で使われているテーブルもやす武で使われていたテーブルを譲り受けたそうです。場所は変われど美味しいそばの味は引き継がれています。
年越しそばの受付も始まったそうです。
ぜひ、蕎麦 史紋へ行ってみてはいかがでしょうか。
情報提供と記事作成のご協力ありがとうございました。
蕎麦 史紋の場所はこちら↓↓↓