【春日市】ただの本屋さんじゃない。ぴったりな絵本と出会わせてくれる場所。30年以上続く歴史ある本屋さんがもうすぐ幕を閉じます。
春日原駅西口から出て白木原方面へ向かって歩くとニパチ春日原店が見えてきます。そのお隣に「こどもの本専門店 エルマー」。
以前、詳しく紹介しましたが、こどもの本専門店 エルマーはただ本を売っているだけではありません。
本選びのお手伝いをしてくれたり、よみきかせ会やわらべうたやふれあい遊びなどのイベントも行われています。
ただ本を売っているだけではないというのも、エルマーを始められたきっかけが自分自身の経験からだったそうで、子育てに悩み頼りにしたのが子育書で、ある日読んだ本の文章の中に「子どもに本を読んであげる事は学力が上がる」と記してあり、それを見て、なにがあろうとも毎日子どもに読み聞かせを始めたそうです。その事で逆に子どもより自身の心が軽くなり、気持ちが楽になり、絵本で救われたそうです。
子育てに悩んだ経験があるからこそ、子育て真最中のお母さん方の大変さが、手に取るようにわかり、何か支援したいと気持ちがわき、絵本で救われた経験から絵本の専門店を始めたお店です。
エルマーは1989年開店、創業は30年を超えています。エルマーに行って育ってきた子供たちが親になり、子育て真っ最中で、またここへ来てエルマーにお世話になるなんてことがあります。
筆者自身も子供の頃にエルマーにお世話になった一人で、子供と一緒に訪れてぴったりの絵本を選んでもらったりもしました。そんな思い出がたくさん詰まっている場所という方も多いお店ではないでしょうか。
ここが閉店するという衝撃的な情報提供をいただき行ってきました。
お店の前には閉店のお知らせが貼ってありました。
2025年12月28日をもって閉店してしまうとのこと。36年間という長きにわたり、絵本を販売するだけでなく、子育ての憩いの場としても親しまれたエルマー。閉店を惜しむ声がたくさん上がっていることと思います。
閉店までまだ時間がありますので、お別れしに訪れてみてはいかがでしょうか。
博子様、ヒロ様、茜様、情報提供ありがとうございました。
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