【那珂川市】BIGBAMBOO PROJECTS 野生のアイディア求む!! 第1回 竹ありきのチャレンジコンペに応募してみませんか?
野生の思考 自由な発想で探る国際コンペ開催!
九州大学芸術工学部発のBIGBAMBOO PROJECTSが企画運営する、竹という素材の可能性を自由な発想で探る国際コンペが開催されます。
テーマは、あえて“完成図から逆算しない”思考。手元にある素材から新しい価値を見出す、偶発的かつ創造的なアプローチが求められます。
このコンペの背景にあるのは、人類学者クロード・レヴィ=ストロースが提唱した「野生の思考」という考え方。完成図から道具や材料を集めて設計するのではなく、今そこにあるものの可能性を引き出す。
たとえば、冷蔵庫にある食材からありあわせでつくる名もなき料理のよう、柔らかで直感的な創作のスタイルです。
注目するのは、那珂川市に群生する「竹」。かつて日本の暮らしに欠かせなかった竹も、いまは活用の道が少なくなり、放置された竹林が課題となっています。このコンペでは、そんな竹を起点に、建築・デザイン・アートなど多様な視点から新たな提案を募ります。
応募作品の中から選ばれた最優秀提案は、実際に那珂川市内でパビリオンとして建設され、秋に行われる「竹の里フェスタ」や「裂田溝ライトアップ」(来場者約4,000人)の場で披露されます。
設計者は現地に招かれ、運営チームと共に実制作にも関わるという、アイデアを「形にする」またとない機会です。環境問題や地域資源の再活用が注目されるいま、身近な素材を見つめ直し、未来の風景を描くコンペ。
① 有り合わせの素材※で工夫すること
② 子供達がその場で簡単に参加できる仕掛けが含まれていること さらに製作過程に子どもたちが関わるプログラムを計画しても良い
③ 縦3m×横3m×高さ2m以内に収まること ただし10/26~11/15の期間中、必要に応じて一時的に分解し、普通車での移設及び倉庫(縦150cm×横200cm×高さ180cm)に格納可能なもの
※有り合わせの素材:別表1参照 +α 解体後まで含めたサーキュラーデザイン
応募上の諸注意
・作品は1名(1団体)につき何通でも応募可能です
・個人、グループや年齢は問いません
・同一作品の他設計競技との二重応募は失格となります
・一次審査通過された場合、一次審査通過作品に基づいた2次審査用資料(プレゼンテーション用のパワーポイントデータ)をご用意いただき、プレゼンテーションをしていただきます。
<スケジュール >
9月7日 作品提出締切
9月15日 一次審査結果発表
9月22日 公開2次審査(14:00-16:00 JST オンライン)
表彰式 ↓ 実装に向け、提案者とともに準備
10月26日 竹の里フェスタ2025 in 那珂川(ミリカローデン那珂川屋外ラボデッキ)
11月15日 裂田溝ライトアップ(裂田溝公園内・裂田神社北田畑) 11月16日 解体
最終結果 各種メディア・ホームページ・インスタグラム等で公開。号外NETでも掲載を予定していますよ♪
応募の締切は9月7日。あなたの“野生のアイデア”でぜひ挑戦してみてください。
BIGBAMBOO PROJECTS 中西様記事作成のご協力ありがとうございました。