【春日市】春日神社で1月12日に開催される春日の婿押し。開催時間中通行禁止エリアあり。小倉住吉神社では全国的にも珍しい行事“嫁ごの尻たたき”も開催されます。
春日神社に初詣に出掛けたという方も多かったのではないでしょうか。出店も並んで賑やかでしたね。
2025年1月1日に神社前を通ったところ、警備員さんが立っており、神社の駐車場は満車なので、春日公園の駐車場を利用するように誘導されていました。徒歩数分ほどのところに春日公園があるので、来年も春日神社に初詣の参拝ご予定の方はご参考までに。お正月期間は春日公園い駐車許可を取られています。
春日の婿押し
春日神社の祭礼中最大の行事がこの婿(むこ)押し祭り。別名を「若水祭」ともいうそうです。全国的にも非常に珍しい行事で、平成7年には国指定重要無形民俗文化財に指定されたそうですよ♪
前年中に結婚した新郎新婦を祝福する行事で、成人の日の前夜、45歳以下の氏子で組織された「三期組合」の人たちが中心となって行われています。
時間 午後7時~
会場 春日神社 若水会館
行事の流れは、午後7時15分の左義長(さぎちょう)への点火の後に、子どもたちによる樽(たる)の奪い合いが始まる。続いて、花婿あいさつ、花嫁と花婿の盃など一連の「宿の行事」が行われる。その後、花婿を含む氏子たちは締め込み姿になっておはらいを受け、神池(みいけ)を舞台に祭りのハイライトである勇壮な「樽せり」に突入する。もみ合ううちに割られた樽の一片を手にした者は、これを神棚に供え、五穀豊饒(ごこくほうじょう)と開運を祈願する。
樽せりの後は春日川(牛頸(うしくび)川)へお汐井(おしおい)取りに行き、その帰る足でいっせいに拝殿に駆け上がって参拝し、花婿を中心に祝唄を唱和しながら、まるで“おしくらまんじゅう”のように拝殿の中でもみ合う。その後一団は、左義長周辺へと駆け戻り、最後は神前に供えた「若水」を花婿に注ぎ祝福する。婿押しが終わると左義長の周りに集まり、手打ちをして一連の行事が終了する。
その起源がはっきりしないほど古くから繰り返されてきたこの祭りは、現在の春日市になくてはならない祭りになっている。毎年、参道にはたくさんの夜店が並び、老若男女が大勢詰めかけて春日神社はときならぬ熱気に包まれる。
春日の婿押しが開催される2025年1月12日の午後7時~午後10時まで通行禁止になる場所があると情報提供いただきました。
神社前の道路が歩行者天国となります。(19:00より22:00の間 春日神社入り口信号より春日1丁目信号まで)
その時間に通行禁止エリアを通る予定がある方はご注意ください。
お車でお越しの方:県営春日公園の駐車場をご利用ください。
当日のみ参拝者、見学者の駐車許可を取られています。
@ねこねこ様情報提供ありがとうございました。
春日神社の場所はこちら↓↓↓
嫁ごの尻たたき
県道56号線からファミリーマート春日小倉二丁目店の横の細道を博多南駅へ向かって右折するとある「小倉住吉神社」。住宅街にひっそりと佇む神社でご存知ないという方も少なくないのではないでしょうか。ここでは他に例を見ない行事、奇習と呼ぶにふさわしい祭り「嫁ごの尻たたき」が開催されます。
嫁ごの尻たたきとは??
前年中に同区に嫁いできた花嫁が、盛装して住吉宮に参拝にくるのを、待ち受けていた子どもたちが、ワラを巻いた棒で花嫁の尻をたたくという実に風変わりな習俗。嫁が家に居着くようにとか、子宝に恵まれるようにとの願いを込めているといった解釈がある。それが済むと、左義長に点火する。
現在は、盛装した花嫁が神社に参拝後、自治会長から祝辞を受け、その後境内の広場の左義長の回りに集まり、左義長に点火後、待ち受けていた子どもが尻をたたいている。
「尻たたきは野蛮」との声もあり大戦中に途絶えていたが、昭和57年に復活した。前年中に結婚した者がなく中止になる年もあるが、現在でも氏子中心に祭りは守られている。
開催時間 左義長点火 午後6時40分
嫁ごの尻たたき 午後7時15分~